アロマテラピー教室amica アロマ書籍紹介
アロマの香りが認知症を予防・改善する』 浦上克哉著


『アロマの香りが認知症を予防・改善する』

浦上克哉 著 
159ページ
宝島社
価格1,200円+税
2014年9月発行

--------------------------------------------
【目次】
第1章 アロマセラピーで認知症が予防・改善できる
第2章 認知症を正しく知る
第3章 認知症感謝への家族のケアと予防法
第4章 医療分野で役立つアロマセラピー
--------------------------------------------

それは2014年2月のことでした。
テレビの健康番組でアロマで認知症の予防・改善ができるという著者の研究が放映され、その後紹介された精油やアロマペンダントが品切れになったり、わたしのもとにもいつになく問い合わせが連続したり、一種のブームのようになってしまいました。

わたしたちアロマを教え学ぶものにとっては、この放送や書籍が出る前からわかっていたことであり、テレビ番組が取り上げることの影響は本当に大きいのだな、と改めて感じたできごとでした。

ただ、一回テレビで放映されたことでブームが起きてそれで終わってしまっては意味がありません。
研究もどんどん進んでいくでしょうし、もっと応用されていくものだと思います。

必要なのは研究と知識。
わたしは直接研究する立場ではありませんから、この本の著者の浦上先生のような方の研究を文献やデータなどで知ることで学ばせていただいています。

この本では、認知症の予防と改善のためのアロマ知識がわかりやすく紹介されています。
また認知症についての知識も無理なく得ることができます。
カラー写真やイラスト、グラフや図なども多く使われていますし、文字も比較的大きいので、読みやすい本になっています。

アロマテラピーに触れるのが全く初めての人であっても、正しく理解し、日常生活の中で活用できると思います。
ただし、精油のたらし方などは一度講座やショップなどで体験した方がよいとは思います。

2010年時点で65歳以上の7人にひとりが認知症、軽度認知障害も入れると4人に一人が認知症といわれています。

誰もがなる可能性があり、誰もが認知症の家族を持つ可能性があるもの。
自分には関係ないとかまだまだ大丈夫とか思わず、まずは知識をつけておきたいものですね。

著者は昼間香りを嗅ぐ方法としてアロマペンダントを推奨しているのですが、わたしの母でいうと、小さなペンダントに精油をたらすのは70代後半の母にはちょっと難しい。
うちではスプレーを作ってできるだけ嗅ぐようにしてもらっています。

その方に合った方法で実践できるといいですよね。


この本の中で、いくつも疑問点がありましたので調査中。
学びにはどんどん枝葉がついて、おもしろいですね。

(2015.4.30記/2016.12.15更新)



books index 書籍紹介もくじへ

contents 全体のもくじへ