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『香りの扉、草の椅子―ハーブショップの四季と暮らし』 萩尾エリ子著


『香りの扉、草の椅子―ハーブショップの四季と暮らし』

萩尾エリ子 著 
175ページ
地球丸
価格1,600円+税
2015年1月発行

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【目次】
第一章 冬は野を想い
第二章 春の光を手に受けて
第三章 夏に謳う
第四章 秋、愛しき日々は続き
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萩尾先生の文章は、本当にやわらかくてやさしくて、わたしのこちこちで固い頭や雰囲気に全然ないもので、とてもあこがれるのですが、ただほんわかしているのではなく、厳しさやこれまでの困難の上にあるものだということも伝わってきます。

萩尾先生のお話は何回か聞かせていただいたことがあり、新潟にいらしたとき一度だけ10名程度の夕食会でもご一緒させていただいたことがあります。

そのとき先生がおっしゃったメッセージをことあるごとに思い出しては身を引き締めているのですが、内容もさることながら、それをおっしゃったときの真剣なまなざしも一緒に思い出されて、わたしの糧となっているのです。

そして、別れ際に全員と握手をしてくださったその手が、さらにわたしにとって忘れられない記憶となっています。

これまでに、こんなにやわらかくて厳しい手にさわったことがない。

文章で表現することがとても難しいのですが、その握手も、わたしにとって忘れられないものになったのです。


その萩尾先生がお店と暮らしについて書いた本。

蓼科の「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」というお店のお話。

お店という場所が、商品を売るだけの場所じゃないのだな、と思わせてくれる。

残念ながらまだ行ったことはないので、この本のたくさんの写真を何度も見ては自分に戻る、そんな感じです。


アロマやハーブの使い方も紹介されているので、これからはじめてみたいという方の最初の本としてもとてもおすすめです。
もちろん最初じゃなくても、どんな人にも安らぎと前に進む勇気を与えてくれることは間違いありません。

料理のレシピも載っていて、普段ならそれにはあまり興味を示さないわたしも、作ってみたいものがいくつもありました。


萩尾さんの人がらやメッセージが豊かに表現された本で、ここ最近出会った本の中でいちばんのたからものになりました。
アロマの道に迷ったときにくり返し開いています。

アロマやハーブは手だてであって、本当に人に伝えるものはその奥にあるということを、わたしも忘れずにいたいです。

(2015.7.5記)



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